Recent Articles
EC出店時に気をつけるべき、二つの嘘
今現在もやっているかは知らないのですが、オンラインショッピングモールに資料請求したところ、営業担当からかなり熱心にアプローチがありました
そこまではいいのですが、やりとりの中に気になる一言が
「ネットなら世界に対してものが売れるんです!」
それ自体は正しいです。ただしその論法が通じたのは前世紀のこと、ネットショップに参入するプレイヤがまだ少なかった頃の話だと思います。
今はむしろ
ネットだと世界中が競争相手
だという事を忘れてはいけません
その中で勝ち残るためには良い商品を丁寧なサービスで売るという基本的な部分が最も重要なのです。
他にもよくある誤解としては、
「ネットは自販機のようなもの」
だと考えてしまう事です。このような誤解はいっときに比べて少なくなりましたが、店舗運営経験がある人ですらそのように考えてしまう場合があります。
なぜなら丁寧なサービスにはコストがついてまわるため、そのコストを体感している人の方がむしろ、そのような誘惑に魅力を感じてしまうのです。
しかしネットの特性上、実店舗にあるような賑わいを見せる事は困難です。ですから、賑わいを演出するためにはイベントが必要です。他にも顔の見えないECだからと、梱包に、発送に、アフターフォローに気を配る店舗はたくさんあります。厳しい競争を生き抜いている店舗はそのような努力を欠かさないお店なのです。
ネットショップの参入自体は、通常の店舗を出すことに比べ圧倒的にコストがかからないというか、楽な面は多々あります。しかしだからといって運営も楽で、そして儲かるかというとそれはちょっと違うと思うのです。甘い言葉は常に話半分くらいの気持ちで聞きましょう。
CVR (ConVersion Rate) / 転換率 とは
CVR (ConVersion Rate) / 転換率 とは、WEBサイトの訪問者数に対して、そのうち何パーセントの人が目標 (会員登録や商品購入など、サイトによって様々) に到達したか、ということを指す数値です。
一般的にこの数値は、PV数に対してではなく、ユニークユーザー数に対して適用されます。
ネットショップであれば、来客した方のうち、何名が実際にお買い物をされたか、ということになります。
具体的には取り扱っている商材・客単価・出店場所などによって全く異なるのですが、 ネットショップの場合 1 〜 4, 5 % ぐらいでしょうか。このCVRの上下はいろいろな理由によります。
転換率が低い理由 〜なぜこの店で買い物しないのか〜
「Bing」の検索リンクが青い理由–マイクロソフトが配色決定の裏側を説明:ニュース – CNET Japan
Microsoftは最終的に「Bing」となるものを設計していたとき、膨大な数の色を検証し、ユーザーが最も関心を持つ色は実際に青であることが分かった。
「Bing」の検索リンクが青い理由–マイクロソフトが配色決定の裏側を説明:ニュース – CNET Japan.
この件ですが、Googleがどうこうと記事中には触れられていますが、それ以前に、伝統的にブラウザのデフォルト設定でリンクは青 というのがユーザに根付いているだけだと思います。
デザイン上の理由とか、様々な誘惑によってデフォルトリンクの色を変えたくなることがしばしばあります。しかし原則的にはリンクは青い文字に下線がしかれた状態 である方がユーザーにとって混乱を招きにくい、すなわちクリックされやすい状態になるということです。
この件に関しては、ユーザビリティの調査を行っているビービットの「ユーザビリティ実践メモ」に大いに参考になるテキストがあります。
弊社の調査で何十人ものユーザ行動を観察していると、「青色」か「下線」のどちらがが使われていれば、ユーザにはリンクとして認識してもらえるようです。
リンクは青字下線? (ユーザビリティ実践メモ)
ほかにも多数の参考になる情報があるので、リンクの色変更・デザインに関しては、上記のテキストを一読しておくべきです。
Googleに近い、というのはGoogleがこの原則に忠実であっただけであり、Microsoftは一部のサイト設計時にこの原則から少々はみだした、そしてそれがMicrosoftほどの規模になると、大きな影響を及ぼした、というだけだということですね。
売上を求めるたったひとつの公式
不景気だとか二番底だとか、世の中暗い話題でいっぱいです。
そんな中、「ネットに不景気は無い」とか強気なことを言っている人もいるそうですが、やはり売上が低調なお店も少なくないようです。暗い話題に負けない、売上を作る秘密。
とか大げさな事をぶち上げましたが、ネットショップの基本のお話です